それって本当に発達障がい?

それって本当に発達障がい?

院長の牧田です。

今日は発達障がい(発達障害)について書いていきます。

この害って文字が嫌ですよね。
発達障がいと言われていても、施術を行なっていくとだいたいのお子さんに変化が出るので、本当に障害というくくりを付けるのはどうなんだろうなと感じています。

しかし、そういった診断を受けるお子さん、そしてグレーゾーンと呼ばれる、この現代社会を生きづらく感じているお子さんが昔より多くなってきたことは事実です。
これに関しては現代と、昔、昔といっても30年前くらいと比べて、何が変わってきているか?
をちゃんと考えないといけないですよね。
ここに関しては親も学んでいかないといけないところではあると思います。

簡単に言えば、明らか私が子どもの頃よりも数が増えている子どもの頃のお注射の接種状況、そして食生活の変化、子どもが遊びやすい環境がどんどん減っていく社会状況なども後ほど述べる原始反射の残存を多く招く由来となっているかと思います。

食生活も私が子どもの頃食べていたお菓子と同じものがあったとしても、今は『入っている原材料』が全く違うものが多くあります。企業も原材料が高騰する中、価格を抑えなければいけないのはわかりますが、海外では禁止されているものが、平気で日本では摂取できる状況にあるものも多いです。それを長く取り続けた結果、どうなっていくかは現代の子どもたちの症状や実際の悩みでもわかりやすく出ている部分でもあります。

2000年の時点でこんな形ですから、現代ではこのあたりがもっと拡張しています。アレルギーのお子さんも明らかに多いですよね。なんとかしていきたいなと感じている今日この頃です。

加えて原始反射の残存が非常に多い子が増えています。
元々当院では、妊活(不妊)の利用者さんを診ているのですが、妊活の利用者さんも個々の原始反射の残存は多いように感じていて、それが不妊の一因にもなっている気がしています。これらに関しても当院の治療にて統合を進められるように感じているところです。
原始反射に関しては、また詳しく書く機会を作りますが、簡単に言えば赤ちゃんの頃に統合、すなわち出てきた反射の動きを使いきって、その反射が出ないようにすることで肉体的にも精神的にも成長していくのですが、上記にもあげたいろいろな状況により、反射が小学生になっても、中学生になっても、言ってみれば大人になっても深く残存してしまっている状態の方が増えているということです。

原始反射が残存していると、人間脳が使えなくなるわけです。いわゆる思考を巡らせたり、物事の判断をしたりと。反射が起きやすい状態が起こると、戦うか逃げるかのような動物的反応が出やすくなってしまうため、理性的に考えることができず、いわゆる問題行動として周りには捉えられてしまうのです。
結局この辺りの残存しているものを、統合、いわゆるもう出ないようにすることが発達の治療に関しては必要不可欠かと思います。私自身も子どもの症状に向き合って、原始反射をより早く統合できる術を獲得しました。これからもより成長していきますが。

最近ではその辺りをクリアにすることで、発語が出なかった子に発語が出たり、多動がよくなったり、他者に対して敏感で学校に行けない子が行けるようになったり、一昨日は宿題を毎日こなせなかったお子さんが、1度施術を受けただけで宿題を毎日最後までやり切れるようになったとの報告も受けた。
原始反射の残存が無くなってきたりすると、お子さんの日常生活の負担が減っていく。そうなると無駄なエネルギーを使わずにすみ、疲れにくくなることも多い。できることもたくさん増えて自信がつく。笑顔が増える。楽しく日常を送れるようになる子どもたちが見られて、とても嬉しいことだ^ ^

もちろんお子さんの状態によってスピードは様々ですが、全く変わらないことはない。自宅で気を付けてもらうことはあるのですが、子どもの症状に悩み、その悩みを親子で向き合っていきたいと思える親御さんがいればなお、早いことだろうと思います。

原始反射を統合していくには、家庭の雰囲気も大きく影響されるためだ。この辺りはまた次回書いていこうと思います。

この発達障がい、発達の不具合において、私のできることは最近多く感じられています。
子どもの脳の成長はあっという間です。できるだけ早く取り組んだ方が間違いなく良いです。

人間は10歳くらいまでにある程度の自分のアイデンティティが出来上がります。

私ってこうなんだ。という。

小さい頃から取り組めば取り組むほど、子どもの自尊心は上がり、自己否定を持つことも少なくなるでしょう。どうかいろんな悩みを抱えている親御さん、お子さんに届きますように。
この発達のお悩みでご相談なら、ここから接骨院にどうぞお気軽にご連絡ください。

施術方法はお子さんが遊んでいながらでも問題ありません。
基本的にじっとしているお子さんはほぼいないです。(小学校高学年〜はいますが)

初回の日はは親御さんとのカウンセリングから入ります。
親御さんのお悩みの傾聴、お子さんの状況理解、家庭の状況のヒアリングをさせてください。
施術方法も特殊なため、ご理解同意を得られてからの後日、施術になります。

また詳しいことを書いていきますね。
少しでも未来あるお子さんが羽を大きく伸ばせる機会となりますように。

著者プロフィール 牧田 拓也(まきた たくや)

ここから接骨院 院長
国家資格:柔道整復師

16歳で膝の手術、その後7年間苦しんだ痛みが一人の施術家との出会いで完治する。
施術だけではなく、丁寧に話を聞いてもらった「心のケア」に感動した経験から、患者さん視点で「こころ」と「からだ」を一緒にケアしていく方法を確立する。
心が変わると女性は美しくなっていくことから美容にも注力しており、整体とカウンセリングの両面から様々な変化を生み出している。
痛みを取るというマイナスから0の施術だけではなく、0からプラスにする身体作りを研究し、様々なセミナーに参加し、セミナー講師も務める。
その慢性的な痛み、姿勢の悪さ、心の辛さ、子育ての悩み、身体のコンプレックス、全部諦めないで。
いつからでもワクワク生きられる心と身体作りを提供。
出会った方を心からの笑顔にすることを最高の喜びとする「ここから接骨院」を経営。

牧田 拓也

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